園について

「どうして?」「できた!」「すごい!」子どもたちは毎日、たくさんの感動に出会います。それは、大人は気づかないような、ほんの小さなできごとから生まれます。児童文学者の石井桃子さんはこんな言葉を残しています。

『子どもたちよ 子ども時代を しっかりと 楽しんでください。おとなになってから 老人になってからあなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。』

子どもたちの「感動する心」を尊重し、共にたのしむ人であること。与え、詰め込み、させる教育ではなく、共に創り、共に育つ喜びを。

今を生きる子どもたちの豊かな「子ども時代」を支えたい。そんな想いを込めた、私たちの合言葉は、“感動は、たからもの”みどり豊かな環境と、あたたかい人間関係のなかでたくさんの感動に出会い、のびのびと元気に育ってほしいと願っています。

教育目標

Educational Goals

「じょうぶなからだとやさしい心 みずから考えやりぬく子」

綾南幼稚園ではこの教育目標を、育てたい理想の子ども像として掲げ、豊かな経験と教育を進めていきます

じょうぶなからだ

健康・健全な生活

体を動かすことの気持ちよさ、様々な体の動かし方を知ること、食べること、排せつ、着替え、自然や四季を感じることなど、健康・健全に生きていくための基礎を養っていきます。

やさしい心

多様な価値観を認め合える心

集団生活の場で「自分とは違う」人との出会いを重視します。違いは違いのまま受け容れ、違いの中に「おんなじ」を見出すことができる子を育てていきます。

みずから考える

遊びと生活を通じた試行錯誤

周りの環境(ヒト・モノ・コト)に自ら関わり、考え、自分なりの答えを見つけられる子に育ってほしい。そのために豊かな環境と適切な援助を行なっていきます。

やりぬく子

夢中になって遊ぶ経験

我を忘れ、時間を忘れて遊ぶ経験は、その子の「好き」から生まれます。そのために、1人ひとりの興味や好奇心を尊重し、夢中になって遊ぶ経験を保障します。

綾南幼稚園の教育

Ryonan Kindergarten Education

「自ら育つ力」を信じて

子どもには本来、自ら育つ力が備わっています。私たちの仕事はその力を信じて、支え、成長を共に喜ぶことです。放任ではなく、「見守り」を。過保護ではなく「必要な援助」を。義務や強制ではなく「できた喜び」を。それぞれ大切にしていきます。

豊かな環境

園庭は緑いっぱいで広さも十分。色とりどりの草花が育つ花だんや、木登りができる大きな木、勾配を楽しめる築山などがあります。春は泥んこになって虫を追い、夏は木陰で涼み、秋は実りに舌鼓、冬はたき火で温まる。そんな四季折々の自然と共に暮らす生活を通じて、子ども達はのびのびと育っていきます。

食と農のつながりを

年間を通して、野菜や果樹の栽培に力を入れています。収穫はもちろん、種まきや水やり、耕すことなど土いじりから関わることで、食べ物と大地とのつながりを感覚的に学んでいきます。また、園近くの田んぼで年長児は米作りにも挑戦します。田植えから収穫、精米してもちつきまでを経験できることも綾南の強みです。

異年齢のかかわり

少子化が進んでいる昨今、異年齢同士のかかわりは大切にしていきたい経験です。年上の子どもは年下の子と関わることで優しさや思いやりを自然と身につけ、年下の子はそんなお兄さんお姉さんへと憧れを抱くようになります。他のクラスで楽しんでいる遊びに興味を持ち、それを自分のクラスでも広げていくことで、遊びの面でも豊かな育ちへと繋がりやすくなっています。

保護者や地域との連携

わたしたちは、保護者の皆様と子育ての良きパートナーでありたいと願います。共働き世帯が増えたことなど家庭環境の変化も踏まえ、保護者にとって不必要な負担となることは見直すように心がけています。その一方で行事やイベントなど有志のお手伝いを募ったり、保育参加としてクラスに入っていただくなど、無理のない範囲で一緒に保育を楽しんでいただけるような機会を年間通じて提供してまいります。

1日の流れ

Daily Flow

登園

徒歩通園は8:45~9:00に登園します。バスは3台、それぞれ2コース回ります。クラスではまず先生と一緒に朝の支度に取り組みます。

遊びの時間

朝の支度を終えた子から、遊びの時間です。自分のクラスだけでなく、他の学年・クラス、園庭などさまざまな場所で遊びます。遊びは子どもたちにとって生活そのもの。一人ひとりの興味を尊重し、じっくりと遊びこむ時間を保障します。

クラスの時間

片付けをして、クラスに戻るとクラスの時間が始まります。活動内容は、学年やクラスによりさまざまです。計画に沿って活動する日もあれば、子どもの姿から活動を企画する時もあります。みんなで同じ経験をすることも大切です。

昼食

お弁当は子どもにとって楽しみの一つです。おうちの方が作ってくれたお弁当の味や友達と食べる楽しさを大切にしたい時間です。月曜日は全員給食の日、それ以外の曜日はお弁当か給食の選択制となっています。

遊びの時間

お弁当を食べ終わり、ごちそうさまをしたら午後もたっぷり遊びます!降園までクラス活動や好きな遊びを楽しみます。

降園

片付けをして帰りの支度をします。最初のバスコースは一足先に13:50に降園。徒歩通園の子は14:00降園(半日の場合は11:30)です。

延長保育

子育て支援の一環として、必要な時に利用できます。家庭的な雰囲気の中でゆったりと過ごします。最長で18:00まで預かることができます。※夏・冬・春休みも実施しています。

1年の流れ

Flow of a year

生活を彩る園行事

行事は大人を感動させるために子どもを頑張らせるものではありません。 子どもたちの園生活がより豊かに、より充実したものになるように。 子どもたちにとって必要な経験は何か?ということをベースに、行事当日だけではなく、その前後のプロセス、つまり準備・計画や余韻・学びも大事にしています。

生活を豊かにするために 食と農を楽しむために 保護者との連携のために
入園式/始業式
親子遠足
ファミリーデー
じゃがいも掘り
田植え
懇談会/個別面談
防災引き渡し訓練
納涼の夕べ
年長キャンプ
とうもろこし狩り
梨狩り
-
運動会/園外保育 稲刈り
さつまいも掘り
保育参観/個別面談
敬老の日の会
クリスマス会/観劇
発表会/卒園式
おもちつき 懇談会
随時 誕生会(毎月)
伝統的な行事(七五三・どんど焼き等)
食育(調理・食べる)
農育(栽培・収穫)
保育参加、有志お手伝い
  • 行事やイベントについては、子どもたちの豊かな育ちを第一に考え、「子どもにとってどうか」という視点で、時期や内容等を毎年検討しています。そのため、年度によって内容や実施方法が変わることもありますのでご承知おきください。

園の基本情報

Basic information

学年・クラス

学年 クラス数 担任 クラス名
満3歳 1 2名 いちご
年少 3 各1名 ひよこ・ことり・あひる
年中 3 各1名 ひまわり・れんげ・すみれ
年長 3 各1名 ばら・もも・ふじ

職員数

担任保育者11名、理事長・園長・主任各1名、事務2名、補助職員4名、預かり専任2名、バス運転手3名、(体育指導外部講師1名)、合計26名

保育時間

一日保育 8:45~14:00
半日保育 8:45~11:30
預かり保育 保育終了後~最長18:00
  • ※春・夏・冬の長期休みの預かりがあります。時間は8:45~15:30となります。
  • ※早朝および土日の預かりはありません。

バスコース

  • くま・うさぎ・ぱんだの3台のバスがそれぞれ2コースを走ります。
  • バスのルートは毎年乗車する方に合わせて組み直しています。
  • 降ろし忘れ防止装置の設置に加え、職員と運転手によるダブルチェックを徹底しています。
バスコースの主な地域
  • 綾瀬市:上土棚(北・南・中)、落合(北・南)、寺尾(北・南・釜田)、深谷(上・中)、早川、早川城山、綾西
  • 藤沢市:長後、下土棚、葛原、菖蒲沢、高倉、遠藤
  • 大和市:福田、下和田
  • 必ずこの範囲で運行することを保障するものではありません。

昼食

  • 毎週月曜日は全員給食の日として、給食を食べます。(協和給食さんと提携)
  • それ以外の曜日は、給食とお弁当の選択制です。給食は1食310円です。
  • アレルギー対応についてはご相談ください。

施設マップ