りょうなんブログ
令和4年度入園式、始業式
本日、綾南幼稚園第49回の入園式がありました。
昨日は年長組が一足早く始業式を迎えています。
ご入園、ご進級おめでとうございます。
今年入園を迎えたお友達、保護者の方、ようこそ綾南幼稚園へ。
これからよろしくお願いします。
昨年、子どもたちが植えたチューリップが花盛りを迎えています。
その中に親子チューリップを見つけました。
幼稚園は親子関係がとても大事です。
さて、このチューリップの写真、どちらが親でどちらが子どもだと感じますか?
恐らく多くの方は、大きくて赤いチューリップが親で、小さいピンクのチューリップが子だと感じるのではないでしょうか。
幼稚園は子どもたちが自分のやりたいことを見つけ、そのやりたいことに向かっていく過程で、成功や失敗、試行錯誤を経験する場所です。そしてその経験の裏にはたくさんの“心”が見え隠れします。
それは嬉しい、楽しいといった肯定的な気持ちばかりではなく、悲しい気持ち、悔しい気持ち、寂しい気持ちなどもあるでしょう。
綾南幼稚園では、どんな子どもたちの姿も温かく受けとめていきたいと思っています。
それでもやはり、子どもたちにとって1番の安心できる存在はお父さん、お母さんです。
来週から子どもたちは幼稚園でいろんなことを経験して帰ってくると思います。
楽しかった!と服を泥だらけにしてくる子もいるでしょうし、目に涙を浮かべて抱きついてくる子もいるかもしれません。
どんな姿も後々、その子の育ちに繋がる大事な根っこになると信じて、受けとめ、支えてあげてください。
大好きなお父さんお母さんに「だいじょうぶだよ」と支えてもらうことで、子どもは安心し、外の世界へ一歩踏み出していくことができるのです。
さて、そう考えると先ほどのチューリップの写真、親と子が逆に感じられないでしょうか?
子どもが大きくキレイな花を咲かせるために、親が陰ながらそっと支えているように見えませんか?
その例えで言うのであれば、幼稚園は親子チューリップが植わっている土かもしれません。(雑草が生えていますが笑)
幼稚園という名の土の上に、親子できれいな花を咲かせられる園生活を目指していきたいですね。
これからよろしくお願いします。