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りょうなんブログ

4月の終わり

4月が今週で終わります。
早い方は明日からゴールデンウィークという方もいらっしゃるかもしれません。
私は今週、数人の子どもたちから「もうすぐ温泉行くんだ~」「ぼくはホテル泊まるんだ~」「先生は行かないの?」
と声をかけられました。
 
うらやましいです。温泉に行く予定は今のところないのでそれがちょっとうらやましい。
私は趣味でロードバイクに乗るので、明日仲間たちと江の島あたりまで走る予定でいます。
 
 
話をゴールデンウィークに戻すと、4月の不安と混乱を乗り越えてやっと幼稚園に慣れてきたのに
ゴールデンウィークで長い休みを挟むと、また元の姿に戻ってしまうんじゃないか、と心配される方がよくいらっしゃいます。
 
これは、少なからずあります。
いくら幼稚園に慣れたと言っても、やっぱりまだまだお父さんやお母さん、ご家族の方と過ごすほうが安心できるのは当たり前です。
ただ、決してゼロに戻るわけではありません。
4月のうちに経験してきたこと(先生に優しくしてもらったり、楽しい遊びを見つけたりなど)はちゃんとその子の中に残っています。
保護者のもとで安心感を得られた子は、幼稚園で様々なことにチャレンジします。
ご家庭と幼稚園の間を、安心感をベースに行ったり来たりすることで、少しずつ幼稚園も安心感を得られる場所になっていきます。
そうすると、その子はもっといろいろなことに興味を持ってチャレンジしていくようになるでしょう。
 
こうして安心できる場所と、チャレンジできる場所をじわじわ広げていくことが成長と呼べるのではないでしょうか。
 
 
5月も楽しいことがたくさんあります。
子どもたちが元気に登園してきてくれることを楽しみに待っています。
 
 
 
 
 
 
 
園庭に生えているカラスノエンドウを1粒1粒指でとり、アリの巣の近くに置いてあげる年長児。
「あれ、食べないなぁ」「豆嫌いなのかなぁ」「ぼくは豆食べられるけどね」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
園内の植物から色水を作っているクラス。
藤の花から緑の色水ができたり、昨日まで黄色だった色水が薄くなっていたりと「なぜ?」に出会っています。
学びは「なぜ?」から始まります。