りょうなんブログ
地域の方と
今週は2回目の園外保育がありました。(あひる・すみれ・ふじは前回に引き続き雨天延期でしたが・・・)
綾南公園までは距離にして500mくらいあります。
年長にとっては余裕のある距離だけど、年少にとっては少し頑張らないといけない距離かもしれません。
でも、年長児が手を引いてくれて、年中児が一緒に歩いてくれる中でどの子も頑張っていましたよ。
公園には、地域の方も遊びに来ています。
親子で遊びに来ている方や、散歩しているご年配の方などとの出会いも園外保育の魅力だと思っています。
今回は池でザリガニ釣りをしている親子の方がいらっしゃって、子ども達は興味津々。
見ているこちらがヒヤヒヤするくらい遠慮なく関わっていくので、内心ドキドキでしたが、とても温かい方で
釣れたザリガニを見せてくださったり、網を貸してくださったりと好意的に接していただきました。
ザリガニの入ったバケツを囲んでワイワイしている綾南の子ども達に、後ろから来た年配の男性が
「おぉ、ザリガニか。あんまり触ると死んじまうぞ」とぶっきらぼうに声をかけてくれました。
でも、その方の表情からは子ども達を見守る優しさが感じられてなんだか嬉しくなりました。
子どもを巻き込んだ事件や事故は後を絶たないですし、そういった背景から子ども達を見知らぬ人や地域社会から遠ざけたくなる気持ちも理解できます。
でも、その一方で地域の人と交流する時間を持つことも、大事なことだと思います。
自分の住む社会にはいろんな人がいて、そのいろんな人たちに見守られたり、支えられたりしながら生きていること
こうした関わりを通して、体感的に知っていくことって大切だと思います。