インフォメーション

りょうなんブログ

生活をつくる

年長組の子が田んぼに置くかかしづくりに取り組んでいます。
骨組みを一緒に作って、顔や手も出来上がってきました。
子どもが描く顔は表情に味があってとても好きなのです。
 
服を着せたい、ということで担任が着古したTシャツを提供。
油性ペンでデザインされていくかかしの服。こうして命が吹き込まれていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
今週はボディペインティング。
絵の具にボディソープを混ぜたものを使い、身体をキャンバスにして遊びます。
絵の具をたっぷり使って、自分や友達、先生に塗りたくるのは、どこか背徳感があるのかもしれません。
はじめは恐る恐る触れている子も、先生の後押しを受け次第に解放されてダイナミックに。
 
 
 
 
 
 
 
園長室前で飼育しているカブトムシが幼虫→サナギを経て、ついに成虫になりました。
「触りたい触りたい」「今ぼくが持ってるの!」「オスはここにツノがあるんだよ」「ねえどいて!」と子どもたちの興味の的。
文字通り額を寄せ合いながら食い入るように見ています。
カブトムシの何が子どもたちの心をここまで強く引き寄せるのでしょう?
 
 
 
 
 
ちなみに、虫の話関連で、年中Mちゃん。
年少の時は米粒くらいの虫にも泣いて嫌がるほど苦手だったのですが、
こんなに立派なイモムシを持てるようになりました。
どうやって克服したのかを尋ねたら
「だって、あたしお姉さんになったんだもん」
 
 
 
 
 
 
 
老朽化していた道路側の砂場の木枠を
業者さんに頼んで修繕してもらいました。( 宮本遊具さん(HPがないのでYoutubeのインタビュー動画) )
子どもたちにも直しているところを見てもらいたいなぁと
あえて日中に来ていただきました。
私の尊敬するある園長先生が
「草むしりや電球の取り換えなど、大人の作業は
できるだけ子どものいる時にやる」とおっしゃっていたことが耳に残っています。
 
その園長先生は「それが生活だから」ともおっしゃっていました。
子どもが見ているところで直したり作ったりキレイにしたりすることで、生活の流れが見えてくる。
きれいに整えられたところだけを見せるのではなく、きれいに整えていく過程も見せていく。
 
とても大事なことだと思います。一緒に生活していくってきっとそういうことなのだろうなと。
(子どもたちが見ているところの写真は撮れませんでした。すみません)