冬の自然を
自分の中で降園時間と同時にアップするというルールを決めていましたが、
ここ数日、忙しい日々が続いていたらうっかりブログをアップすることを忘れていました。
気を引き締めたいと思います。
今週は寒い日が多く、園庭の築山に霜柱が立っていました。
雪こそ降りませんでしたが、霜柱を見るとついワクワクしてしまうのはまだ私に少年の心が残っているからでしょうか。
その築山の傍らには梅の木が。今年も蕾が膨らんできました。
今日は知り合いの大学教員の方が園見学に来てくれました。(なんと北海道から!)
園内を見て回ってもらうなかで、年長組の子どもたちが
自分の言葉でクラスの遊びや作ったモノについて説明していました。
ちゃんと「自分事」になっているんだなぁと感心。
話は変わり、こんなニュースを見つけました。
「水筒にお茶を」で誤解も 多言語対応に戸惑う保育士らへガイド本(毎日新聞)
実は綾瀬市、県内でも屈指の多国籍な市です。
この表にもあるように、人口に対しての外国人比率が県内で3位。
実際、綾南にも1割くらい外国とつながりのある子が在園しています。
園では子どもたちに対しては日本語と英語を織り交ぜて会話をしてみたり、スマートフォンで翻訳して伝えてみたり
保護者には英語+やさしい日本語で作成した手紙を配布するなどしています。
その他、食事も宗教上食べられないものがあるので、できる限りの配慮をしています。
中には子ども同士で「なんであの子はこれ食べちゃダメなの?」と質問が出ることもあります。
ストレートに「あの子みんなと顔が違う!」という子にも会ったことがあります。
社会に出れば、もう多様な人が共に暮らす「多文化共生社会」へと変わっていく現実もあります。
違うからずるい、違うから怖い、違うからおかしい、ということにならないように。
違うけど大事にしよう、違うけど自分は自分、違うから面白い、ということをこの時期から伝えていくことも
幼稚園の大事な役割だと思います。
そしてこれは、外国人かそうじゃないか、に限ったことではありませんよね。
金子みすゞじゃないですが「みんなちがって、みんないい」は大切にしたいです。
ニュースで紹介されているガイドブック、よければ読んでみてください。
彼らの立場に立ってみると、外国で文化や言葉が異なる中で、子育てをしていくことがどれだけ大変か、ということも想像できます。
まずは、知ることから。