りょうなんブログ
発表会を終えて
(1つ前の記事で、本日行われた年長お楽しみ会の様子もアップしました。よろしければご覧ください。)
先月20日は発表会が終わりました。
今年は感染対策のため、1クラスずつの入れ替え制でした。
慣れないやり方でご迷惑をおかけすることがあったかと思いますが、このような状況でも思いのほかスムーズに実施できたのも、保護者の皆様のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
どのクラスも発表会に向けて活動を続けてきました。
当日の姿の裏にはそれぞれいろんなドラマがありました。
年少組はお遊戯や歌の世界に入りこみ、動物やトトロ、怪獣たちになりきって遊んでいて、その延長線上にある発表会、というようなイメージです。衣装に袖を通した瞬間からその役柄になりきれるのが3歳児。かわいらしい姿をたくさん見せてくれました。
年中は、友達と一緒に何かをするのがとても楽しい時期です。同じ動きをしたり、一緒に声を出したり、そんなことがとても楽しい時期なのです。友達を意識しながら、みんなで1つの劇に取り組んだ経験。これが来年度、年長になった時に生かされてくるはずです。
年長は見通しを持って生活できるようになるので、劇全体の流れを見通しながら、1つの場面ごとに自分なりのこだわりを持って表現しようとします。
自分達がお客さんからどう見えているのかを意識できるようになるのも年長なので、いいところを見せるぞ!と前日から張り切っている子も多くいました。中には友達のセリフも全部覚えてしまった子もいたとか。
本来なら他学年の発表も見ていただくことで、3~5歳時の育ちの違いや段階を感じていただくこともできたはずです。今回はそれができなかったことがとても残念ではありますが、子どもたちにとっては観客の中から自分の家族を見つけやすく、また大勢に見られていないことで緊張せずいつもの姿で舞台に立てたという子も少なくなかったようです。
ここで得た経験がまたこの先の生活や遊びに繋がっていくことを期待したいと思います。