インフォメーション

りょうなんブログ

自分で考える力を

 
 
新型コロナウイルスの感染者がまた増加傾向にあります。
東京では4度目の緊急事態宣言が発令されます。
このような状況でもオリンピックは開催され、外国からたくさんの選手が日本へとやってきます。
 
本来であれば、オリンピックは子ども達にとって、憧れや尊敬の対象となるイベントだったはずです。
現在もその要素がなくなったわけではありませんが、コロナでつらい思いをする方々がいる中で
1人の大人として、手放しでオリンピックを楽しむ気持ちにはなれないというのが私の正直な気持ちです。
 
 
昨年度、私が担任していた年長組の女の子が七夕の短冊に「コロナがはやくなくなりますように」と書いていました。
年長とは言え、子どもにこれを言わせてしまうことが悔しくもあり、寂しくもありました。
 
幼稚園として、子ども達に何ができるのか。近頃よく考えます。
やはり大切にしたいのは、自分で考える力を身につけられるようにすること。
 
コロナ前と後では世界は大きく変わりました。
コロナ前には当たり前だったことがコロナ後はできなくなったり
コロナ前にはなかった習慣がコロナ後には常識になっていたり
 
今後もますます先の見通せない世の中になっていきそうです。
そんな世の中にいつか出ていく子ども達だからこそ、これまでにない事態に直面した時に自分でより良い解決策を考えたり、周りの人と力を合わせたりできる人になってほしい。
 
そのためにも幼稚園では、たくさん遊んでほしいです。大好きなことを見つけてほしいです。
遊びに夢中になって試行錯誤したり、友達と関わったりする時間こそ、子ども達が自分で考える力や他者と協同する力を育てていく大切な時間になります。
 
 
 
 
さて、話題を変えて、明日は納涼の夕べですね。コロナで行事が減っている中、なんとか開催したいという思いから平日開催も視野に入れておりましたが、なんとか実施できそうです。
 
子ども達は半月前くらいから、様々な場面で盆踊りを楽しんでいました。
浴衣や甚兵衛を着て、夕方から夜にかけて幼稚園に来るという特別感を味わってもらえればと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ、暑くなりそうです。熱中症には気を付けましょうね。