りょうなんブログ
幼稚園の役割
緊急事態宣言が今月30日まで延長となりました。
宣言中にはなりますが、来週より一日保育を通常通り開始致します。
一日保育の実施に関して本日配布する手紙でも少し触れましたが、子どもたちの育ちと学びの場を提供するという観点から、実施という判断を致しました。
電車好きな子が他クラスや他学年の友達と一緒になって遊んだり
回転寿司をより本物に近づけようと試行錯誤したり
虫を探すためにどろんこになりながら穴を掘ったり
こうした遊びや子どもたち同士の関わりの中に、育ちや学びがあります。
これは子どもたちがこの先、よりよく生きていくための土台になる大切なものです。
幼稚園はただ子どもを預かる場所ではなく、こういった力を育んでいくとても重要な役割を担っています。
そのため、保育者たちは子どもたちの育ちがより豊かなものになっていくように、子どもの興味に沿った遊びの素材や道具を用意したり、子どもとの関わり方を工夫したりしているのです。
とは言え、これらのことは子どもたちの命あってのことであり、健康や安全を脅かしてまでやらなければいけないことではありません。
ご家庭によって、様々な考え方があると思います。
幼稚園として、登園を強く勧めることはありませんし、心配な方は登園を自粛していただいても構いません。
また、そのことによって子どもが疎外感や不安を感じないように一緒にケアもしていきたいと考えています。
幼稚園としても、これまでと同様に感染対策をしっかりと行った上で、子どもたちの育ちの場を提供していきたいと思います。
以上のことを踏まえた上で、各ご家庭の判断のもと、登園するか自粛するかの対応をご検討いただければと思います。
今週の様子↓