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りょうなんブログ

園庭の音響が故障しています

園庭の音響が故障しました。
音楽が流せず、放送も普段通りには使えません。
職員は「緊急」のボタンを押して使っていますが、これは文字通り緊急の時に使用するため音を通常の何倍も拾いやすく、加減が難しいようです。現在修理依頼中です。
 
 
これまで子どもたちの片付けの時は音楽を流していました。
でも、それができません。
 
私はこれはチャンスだと思っています。
以前から片付けのために音楽を流すことには疑問を感じていました。
 
音楽が鳴らないと片付けられない子と、自分で時間を見て切り替えて片付けができる子だったら
後者のような子どもを育てられるような幼稚園でありたいからです。
 
職員にも毎日行なっている終礼の中で、その話を伝えました。
早速次の日から、子どもたちに声を掛けて片付けを促してくれています。
 
すると思ったより、すんなり片付けに移れる子が多くて驚いています。
恐らく、明日も続きができるということが分かっているからこそ、気持ちを切り替えることができているのでしょう。
 
もちろん、上手く遊びの区切りが合わず切り替えられない子もいます。
でも、そのくらい夢中になれる遊びがあるのは良いことです。その気持ちも大事にしたいです。
それに、そういう子には保育者だけでなく、友達が声を掛けてくれるようにもなりました。この関係も素敵ですよね。
 
 
気持ちの切り替えのタイミングは人それぞれです。
すぐに気持ちが切り替えられるも良し、自分がしていることに夢中になって粘り強く取り組むも良し。
正解は1つじゃありません。
 
 
 
 
同様に、降園後の音楽もしばらくは流せません。(もしかしたらこのまま流さないかも・・・)
困る保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、お子様を「音楽が鳴らないと帰れない子」にさせないためにも、親子で約束を決めるなど、いろいろと工夫してみてください。
 
 
 
 
 
 
話は変わりますが、今週は保育参観がありました。たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。
仕事などの都合で見に来られなかった保護者の方、申し訳ありません。
今後も園を保護者の方に開いていく取り組みは、参観に限らず設けていきたいと考えています。
 
保護者の方がそばにいても、自分の遊びを楽しんでいる子がたくさんいました。
自分のやりたいことがあるからこその姿でしょう。
保護者にべったり甘えていた子がダメということではないですよ。
子どもは親を安心基地にして、そこから外の世界に踏み出していきます。
何度だってお父さんお母さんのところに帰ってきて、安心を受け取って、また外の世界に冒険しに行きます。
そうやって少しずつ自立していくのです。それはまだまだ先の話ですけれど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今週の様子↓